メガバンク不動産投資家のなべともです。
この記事では結婚、出産、マイホーム取得を経た状態で30代前半で夫婦で金融資産4,000万円を貯めた方法について具体的に説明していきます。
因みに妻との資産保有額の割合でいうと私が3,000万円強、妻が1,000万円強の割合です。(妻は特に節約等していませんので。。。)
現在私は34歳のメガバンク勤務で昨年の年収は1,400万円強です。(同期でも多い方?)今でこそまあまあの年収を頂けていますが、若手の頃は年収400万円程度からスタートし地道にここまでの金融資産を積上げてきましたのでその経験についてご説明させていただきます。
・社会人1~3年目までに身につけておきたい貯蓄癖、時間の有効活用
私は社会人になって結婚するまで会社の寮で過ごしました。寮と言っても1人部屋でプライバシーは確保されていますが風呂、トイレは共用です。寮には当然同期も多く、毎週末飲みに行く者や引き籠ってゲームをする者など色々居ましたが、私は部屋にTVを置かずにひたすら必要な資格勉強と教養を身につける時間に充てました。当時は若手のうちに少しでも知識を付けて活躍したいという思いがあり、必死に勉強していましたが当時の知識が30代になって活きてきていると実感しています。上記は直接貯蓄には関係ありませんが、同期内でも最短で管理職に上がる事が出来たため飛躍的に年収が上がりました。
・若手のうちは兎に角知識、教養を身につけよう!
次に私の貯蓄スタイルについてですが、以下を徹底しました。 1.自身のリアルな生活費を作成し、不要な金額は全額積立設定 ポイントは生活費を考慮する上で多少の余裕資金を持たせて置くことと、固定費(携帯やサブスク系の費用)は極限まで削ること。公共施設(図書館等)をフル活用し不要な出費を避けることが重要です。 2.積立はバランス良くリスクの高い資産に投資 私は当時以下の資産に毎月積立投資を行っていました。
(1)積立投信(ニッセイ外国株式インデックス等の外国株式)
(2)自社株(銀行株式)
(3)BTC
(4)外貨建保険
(5)外貨建てETF
上記の通り全てリスク資産かつボラティリティも高いものばかりです。勿論価格変動はありますので短期間で儲けようとすると無理がありますが上記資産にバランス良く毎月一定額を積立てる(王道のドルコスト平均法及びリスク分散)事でこの10年以上の投資成果がマイナスになった事はありません。
・リスク資産を中心にバランス良くドルコスト平均法を活用!
・結婚、子供の誕生、マイホームの取得についての考え方
・私が結婚をしたのは27歳の時で社会人6年目。男性の平均結婚年齢が31歳であることを踏まえると少し早かった気がします。私は結婚する前に妻とお金について話を良くしていたので結婚後にお金のやり取りで揉めた事はありません。日本人はお金の話を深くするのはタブーというカルチャーがありますが、僕にとっては一番大事な事と捉え、結婚前にルールを明確化した事で今の貯蓄水準に達せたと考えています。
・住宅は2021年に中古マンションを購入しました。妻の自宅から徒歩5分に位置し、最寄り駅から徒歩4分の立地重視で購入。築20年の89㎡の4LDKでしたが、前所有者の使い方が悪く酷い状態でしたがその分相場より1,000万円程度安く購入でき、フルリフォームを実施。間取りも3LDKに変更しとても広いリビングで満足しています。ローンは妻と7:3で組み(この点も結婚前に確認済)ましたのでお互い負担感のない水準となっています。また駅近の広いマンションで希少価値が高いため今後売却する際も値上がりが期待できます。因みにこの物件に出会うまで2年くらい探し続けて相場観を養っていた事、仲介さんに当該物件が出たら直ぐに伝えてもらうように言っていたため一番に買い付けを入れることが出来たのが良かったと感じています。
・結婚前にお金の事について明確化しておくこと
・購入する不動産の相場はしっかりと確認しておくこと
・上記のポイントを抑えながら積立を続けた結果、結婚式、2人の子育て、マイホームを持ちながら30代前半で4,000万円以上の金融資産の貯蓄を達成しました。これからは不動産にポートフォリオを分散しつつ金融資産5,000万円を目指したいと思います。